自分の身を守る方法

社会で働いている人にとって、人間関係や仕事内容、就業時間、給料など、全く悩んでいないという人はいないに等しいと思います。実際には、「仕事なんだから仕方がない」と諦めて受け入れている人がほとんどでしょう。

近年、労働者の権利が取りざたされるようになり、各雇用機関はそれぞれに対策を講じてきました。コンプライアンス委員会やSOSホットラインの設置などがその例です。
セクハラやパワハラ、飲みの席でのアルハラなど、様々な問題に対して匿名での相談を聞き入れ対処してくれます。これらの問題が明るみになったのも、こういった企業努力によるところでしょう。

コンプライアンス委員会からのアンケートにも、本音を漏らすのが躊躇われてしまうこともあるようです。これくらいは我慢しなきゃ、などと結果的に相談しないなんてことも多々あるでしょう。これでは、末端社員の声はいつまでたっても吸い上げてもらえません。

例えば就業時間や残業の仕方、強制的に飲み会に参加させられた、上司にしつこくメールアドレス聞かれるなどといったことも相談対象です。思い当たることがある人もいるのではないでしょうか。

我慢してしまっては職場環境はいつまでたっても改善されません。勇気を出して相談してみることで、明日からの仕事のモチベーションも変わるかもしれませんよ。

また、自分の身を守るためには、日頃から職場でトラブルにならないよう態度を心掛けたり、労働のルールをきちんと自分で把握しておいたりすることが欠かせません。自分のできる範囲で、働きやすい環境を作っていくようにしましょう。
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